雨の朝、静かに始まった時間
5月2日（金）、朝。
空はやさしく雨に包まれていました。
「今日だけ雨……」
昨日も明日も晴れなのに、今日だけ雨。
心の中にふと静かな確信が広がっていました。
雨は水のエネルギーを連れてきてくれる。
瞑想に絶好のお天気になったことに、自然がまるごと、私たちの味方をしてくれているような──
胸の高まりを隠せない、そんな朝の始まりでした。
「静寂の瞑想体験 in 清澄庭園」開催
この日開催したのは、
「静寂の瞑想体験 in 清澄庭園」。
都内とは思えない、喧騒からは離れた、
凛とした静けさに満ちた涼亭の中で、
マインドフルネスの時間をご一緒しました。
今回のテーマは、
「自然と調和しながら、ありのままの自分と出会う」。
呼吸に意識を向けるマインドフルネス瞑想、
五感を開く自然との一体瞑想、
そして、自分の未来を描くイメージ瞑想──
それぞれがとても深く、やさしく、静かな時間でした。
雨とともに体験した、「自然と一体になる瞑想」
特に印象深かったのが、
「自然と一体になる瞑想」です。
水面に滴る雨の音。
鳥の羽ばたき。
時折聞こえるカエルの声。
風が肌に触れるとき。
緑の、たおやかな揺らめき──
すべてが初めて出会うもののようで、
まるで、自然そのものが私たちを導いてくれているようでした。
「私は自然の一部なんだ」
そんな感覚が、心と体いっぱいに広がっていきました。
参加された皆さんも、
言葉にならないような深い感動を静かにたたえながら、
しずかにその時間を味わっていらっしゃいました。
呼吸に集中することの、新しい発見
また今回は、
「呼吸に集中する」というごくシンプルな瞑想が、
多くの方にとってとても新鮮だったようです。
「普段どれだけ呼吸を意識せずに生きていたかに気づいた」
「ただ呼吸に意識を向けるだけで、心が落ち着くのを感じた」
「これから日常でも取り入れていきたい」
そんな声がたくさん届きました。
呼吸というシンプルな行為が、
どれほど深く、静かな“自分への入り口”であるか。
それを再発見する時間にもなったように思います。
心に浮かんだ「未来のありたい自分」
呼吸が整い、心が静まった後には、
未来の「ありたい自分」を思い描く時間を取りました。
雨音に包まれながら、
参加者それぞれが、自分自身の未来を
やさしく、自由に、そして豊かに感じているようでした。
「こんな自分になっていたい」
「こんなふうに生きていきたい」
思い描いたその感覚は、
きっとこれからの日々の中で、小さな道しるべになってくれるはずです。
シェアの時間に流れた、あたたかな空気
シェアタイムでは、
それぞれが感じたことを、少しずつ分かち合いました。
「雨の日の瞑想って、こんなにも深くなるんですね」
「自然とひとつになったような、安心感がありました」
そんな声もいただきながら、
その場にいた全員の心が、ふわっとやわらかく、
そして静かに満たされていくのを感じました。
自然はいつも、ありのままを受け入れてくれる
この日の瞑想会を終えて、心から感じたのは、
「自然は、どんな日も完璧に調和している」ということ。
晴れの日も、雨の日も、
その日の空気、音、光、すべてが”必要なもの”だったと気づかされました。
そして、
「静けさは、いつでも自分の中にある」
という確かな感覚が、私自身の中にも、
そして参加者の皆さんの中にも、残っていたように感じます。
最後に
このブログを読んでくださって、ありがとうございます。
いつかまた、この特別な時間を、
皆さんとご一緒していこう──
気持ちを新たにしたのでした。
あなたの心にも、今日の雨のような静かな恵みが届きますように☔️🌿
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